XubuntuのUSB起動~ようこそ画面までの起動方法とツールのコピー方法について説明をします。この記事は当サービスで提供しているインストールUSBの起動方法が含まれます。
UEFI MOKキーの登録
Xubuntu24はUEFI/BIOSでセキュアブートを無効にする必要はありません。有効にしたままUSBブートしてください。USBブートの方法については下記の記事をご覧ください。
インストールUSBを起動するとUSBの起動するために必要な署名キーの登録をします。下記の記事で説明していますのでご覧ください。
Xubuntuの起動~ようこそ画面
XubuntuはUbuntuの派生OSなので使い方はUbuntuとだいたい同じです。コマンドも同じものが使えます。Xubuntuは起動時にUbuntuのようにようこそ画面が立ち上がりませんが、1度進めないと日本語設定が上手くいかない場合があります。
Xubuntuの起動
UEFI MOKキーの登録が終わるとVentoyの起動画面に進みます。
以下、画面の数が違う場合がありますが、変更せずそのままEnterを押し続けてください
- Step1起動画面①ISO選択
ISO選択画面でそのままEnterを押します。
- Step2起動画面②GRUBモード選択
GRUBモード選択画面でそのままEnterを押します。
- Step3起動画面③persistence選択
persistence選択画面でそのままEnterを押します。
- Step4起動画面④Xubuntu起動画面
Xubuntu起動画面(黒い画面)でそのままEnterを押します。(一番上の行)
Xubuntuようこそ画面を実行する
Xubuntuではようこそ画面が自動起動されませんが、これを実行しないとLive起動でUSBメモリや他のドライブがマウントされていないのでアクセスすることができません。これはUbuntuのLive起動の仕様になります。Ubuntuではようこそ画面が自動起動されて閉じると接続されているデバイスがマウントされる仕組みなっています。
そのため、インストールする場合もLive起動で使う場合も、ようこそ画面を一度実行します。実行することによって以下が実行され、日本語設定していなくても日本語入力ができるようになります。
- 一時的に接続されているドライブがマウントされる(再起動すると元に戻ります)
- 入力フォーマットが日本語対応になる(デフォルトは英語)
- キーボード入力が日本語キーボードになる(デフォルトはUSキーボード)
- Step1インストールアイコンを実行する
デスクトップにある「Install Xubuntu …」を実行します。
- Step2言語を選択する
「日本語」を選択し「次」ボタンを押します。
- Step3キーボードの選択
「日本語」を選択し「次」ボタンを押します。
- Step4ネットワークに接続する
ネットワークに接続します。インストールする場合はインストール後もこのネットワーク接続情報が保持されます。
- Step5インストールモードの選択
インストールする方は「対話式インストール」を選択します。
Live起動で実行する場合は、このまま画面を閉じてください。
設定ツールのコピー
当サービスで提供しているスクリプトはインストールUSBの中の100MB前後のパーティションにあります。Live起動の場合は再起動するとアンマウントされてしまうので、デスクトップやHomeフォルダーにコピーしてください。

「tool-verxxx」フォルダーの中にあるのでフォルダーごとコピーしてください。

スクリプトの使い方についてはUbuntuと同じものが使えますので画面が違いますが下記の記事を参考にしてください。
Xubuntuのターミナルは、画面上部ツールバーの左側のXubuntuアイコン→「ターミナルエミュレーター」になります。

USBメモリ以外からスクリプトファイルをコピーした場合
一旦クラウド上のサーバーにコピーしたものをダウンロードした場合などは、ファイルに設定していた権限が解除されています。その場合は実行権限を設定してください。
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