Google ChromeOS Flexのインストール時の注意やインストール方法、リカバリUSBでできる3つの事を紹介しています。
ChromeOS FlexインストールUSBでできること
ChromeOS FlexインストールUSBでは3つのモードがあります。インストールはもちろんですが、リカバリUSBメモリ内にインストールして起動することができます。USBメモリにインストールして、試してからPCにインストールすることも可能です。PCにインストールした場合と同様に使用することができます。これらはGoogleアカウントが必要です。
ゲストモードで試しに使う機能もあります。ゲストモードの場合もUSBメモリから起動されますがこちらはデータの保存ができない上に使用できるアプリが限定されるなど機能制限されています。またGoogleアカウントに接続しないでログイン可能です。
- PCにインストールする(PCから実行・保存可能)→Googleアカウントが必要
- リカバリUSBメモリ内にインストールする(USBメモリから実行・保存可能)→Googleアカウントが必要
- ゲストモードで起動する(USBメモリから実行・保存不可・機能制限有り)→Googleアカウントは必要ない
Googleアカウントを持っていない場合は、インストール中に作成することができます。
ネットワーク接続
ネットワーク接続はWi-Fiのみです。
PCにインストールする場合の注意
Google ChromeOS Flexは本来Chrome Book(タブレットPC)のリカバリメディアとして提供されているので構成を変更することはできません。PC内の1つのドライブにインストールすることが想定されています。つまり、デュアルブートしたり、外付けのSSD/HDDや別のUSBメモリにインストールすることはできません。もしかしたら、使用できない機能もあるかもしれません。
Windowsや他のOSが入っているPCにインストールできません!!インストールすると削除されるので注意してください。
USBメモリ内にインストールする場合の注意
USBメモリにインストールした場合、システム領域だけで26GB の容量を使用しています。これはインストールイメージ分とインストールしたシステム分の両方が入っているので膨大になっています。なので、最低でも32GB(この場合データ保存領域は3GB強しかありません)、64GB以上のUSBメモリや外付けSSD/HDDが好ましいです。
OS自体は軽いのでUSB接続でもサクサク動きます。
ChromeOS Flexインストール方法
UEFIのセキュアブートは有効にしたままで起動できます。おそらく中に署名が入ってるのでどのPCでも起動可能だと思います。
以下の3つの方法の手順を説明します。
- PCにインストールする方法
- USBメモリ内にインストールする方法
- ゲストモードの起動方法
USBメモリの容量が余ってる場合は両方インストールしておくと何かあった時に使えるかもしれません。その場合は②から始めてください。ログイン画面に「ChromeOS Flexをインストール」ボタンがあります。
起動するとUSキーボードになってる場合があります。
ドライブにデータがある場合はインストール前にバックアップを取ってください。
PCにChromeOS Flexをインストールする方法
①USBブートする
PCにUSBメモリを差してUSBブートします。
②インストールモードを選ぶ
起動したら画面左下の「ChromeOS Flexをインストール」を押します。
※真ん中に表示されている画面はUSBメモリにインストールする用なので進めないでください。私のように後でChromeOS Flexインストールできないんだけど・・・?ってなりますwこんなに堂々と画面が出てるに・・・違うなんて!!!

③ChromeOS Flexをインストールする
「ChromeOS Flexをインストール」を押します。

最終確認のメッセージが表示されるので「インストール」を押します。
この後はインストール完了なのでこのボタンを押したら戻れませんのでご注意を!

20~30分ほど待てばインストール完了です。
この後の画面は次章と大体同じです。無い部分はスルーして下さい。
リカバリUSBメモリにChromeOS Flexをインストールする方法
起動して真ん中に堂々と表示されている画面から進むとリカバリUSBメモリ内にインストール可能です。
①日本語キーボードにする
画面右下の時計の横が「US」と表示されている場合はUSキーボードになっています。
時計横の「US」→「キーボード」をクリックします。

入力方法パネルで「英数字(日本語)キーボード」を選択します。

②Welcome画面
「Get Started」ボタンを押します。
③言語と入力方法
言語と入力方法を「日本語」にします。
④ChromeOS Flexのご利用開始
「ChromeOS Flexをインストールする」を選択します。
⑤Wi-Fi接続
ネットワーク一覧からネットワーク名を探して接続します。
⑥Chromebookの設定の選択
使用用途に応じてGoogleアカウントを分けたい場合に選択するんだと思います。
特になければ「個人でのご利用」を選択します。

⑦ChromebookでGoogleアカウントを使用する
「次へ」ボタンを押します。
⑧Chromebookへのログイン
アカウントとパスワードを入力して「次へ」ボタンを押します。
Googleアカウントを持っていなくて作成する場合は「その他の設定」から「アカウントを作成」で行います。
⑨データコントールの設定
必要な項目のスイッチを右側にします。デフォルトはOFFです

⑩Chromebookの同期
同期したくない場合は「設定後に同期オプションを確認する」にチェックをいれます。

⑪ChromeOS Flexのハードウェアデータの収集
Googleにデータを送信したくない場合はチェックを外します。

⑫Chromebookのパスワードを設定して簡単にログイン
ログイン時のパスワードにローカル用のパスワードにするかGoogleアカウントのパスワード使うかを選択します。
Googleアカウントを選択した場合、パスワードは保存されないので毎回入力することになります。パスワードを覚えてないはChromebook用にパスワードを設定した方がいいかもしれません。

「このChromebookのパスワード作成する」を選択した場合は「次へ」ボタンを押すとパスワードの設定画面になります。
⑬Chromebookはどんな用途でお使いですか?
選択しない場合は「スキップ」ボタンを押します。

⑭このChromebookにはGemmiが搭載されています
「次へ」ボタンを押します。
⑮設定するその他の機能を選択する
設定したい項目を選択し設定します。後で設定する場合は「スキップ」を押します。

⑯これで準備完了です。
Googleからの配信を希望する場合はチェックを入れます。これでインストール設定は終わりです。「始める」ボタンを押すとログインします。
クイックツアー
ログイン後チュートリアルを見たい場合は「クイックツアー」ボタンを押します。
USキーボードになっていたら
ログインして時計の横が「US」になっていた場合は、設定→デバイス→キーボードと入力をクリックします。

入力設定をクリックします。

USキーボードを削除します。「日本語」と「英数字(日本語キーボード)」が表示される状態にします。

ゲストモードの起動方法
①ゲストモードの起動
「ゲストとしてブラウジング」ボタンを押します。

②利用規約
「同意して続行」ボタンを押します。
③ログイン
自動でログインします。使用できるアプリはかなり限定されています。

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