manual

Bliss OS 15/16の初期設定①起動モードとシステムの日本語設定

この記事は約7分で読めます。

BlissOS15とBlissOS16の初期設定はいくつかやることがありますが、この記事ではBlissOSの4つの起動モードの違いや3つのHome app、そしてシステムの日本語設定について説明します。BlissOS15と16では最初の画面が違うだけで設定する箇所はほぼ同じになっています。

BlissOSの起動

BlissOSを起動する前にセキュアブートを無効にする必要があります。

必要な場合ブート順番を変更して起動します。

BlissOSで注意すること

BlissOS公式では過去10年にリリースされたchrome book、PC、タブレットで動作すると公言していますが、まだ発展途上なのでPCによってはクラッシュやハングアップするなどの不具合もあります。下図のようにハングアップした場合は「待機」を選択してください。待ってれば回復します。「アプリを閉じる」にするといつまでも進みません。

blissOSのハングアップメッセージ

Live起動の場合絶対に行わないで下さい!!

ログインすると通知にUSBメモリに問題があるようなメッセージが表示されます。この通知をクリックするとフォーマットするよう要求されますが絶対に行わないで下さい

Live起動はUSBメモリ内で起動されていますが、フォーマットすることができます。フォーマットした場合、データは削除されるので次回起動できなくなります。

BlissOSLive起動のUSBメモリのフォーマット通知

BlissOSの4つの起動モード

BlissOSを起動するとメニュー画面から4つのモードが選択できるようになっています。下図はLiveモードの画面ですが起動メニューは同じです。

BlissOSメニュー画面
  1. タブレット用通常モード
  2. タブレット用FFMPEGモード
  3. PC用通常モード
  4. PC用FFMPEGモード

タブレット用とPC用に分かれています。PCの場合はPC用で起動し、表示がおかしい場合はタブレット用で起動してください。FFMPEGは動画や音声を扱うためのモードです。通常起動で動画や音声の再生がうまくいかない場合はFFMPEGモードで起動してみてください。

この4つのモード以外でもアクセラレータを無効にするモードもあります。Advanced optionから試してみてください。

タブレットモードが安定してる気がしますが、スワイプをマウスで行わないといけないのでちょっと大変かもしれません。ノートPCの場合、タッチパッドで行うと比較的楽かもしれません。PC用はマウスホイールが効くがわかりませんが、効くのであればそれほど大変ではないかもしれません。これらのモードではショートカットや十字キーによる操作も可能です。

ショートカットキーは公式サイトで確認するか[設定] – [物理キーボード] – [キーボードショートカット]の項目があります。

これらのモードを試して一番良いモードを選択してください。

BlissOSの3つのHome app

Home画面(デスクトップ)の表示には3つのHomeAppがあります。

BlissOS15のHomeApp選択画面
  1. Taskbar for Bliss OS(Desktop Mode)
  2. Quickstep
  3. Smart Dock

試したい場合は「Just once」を選択してください。「Always」を選択した場合に変更する方法は不明です。もしくはインストールUSBのLive起動で試してください。Live起動の場合は再起動するとデータがリセットされるので試すのに丁度いいと思います。

個人的に使いやすいのはTaskbar for Bliss OS(Desktop Mode)だと思います。

Taskbar for Bliss OS(Desktop Mode)

Taskbar for Bliss OS(Desktop Mode)の見た目は下図になっています。

BlissOSのHome app.。Taskbar for Bliss OS(Desktop Mode)

BlissOSのアイコンからアプリ一覧を表示します。

BlissOSのHome app。 Taskbar for Bliss OS(Desktop Mode)のアプリ一覧

Quickstep

Quickstepの見た目は下図になっています。

BlissOSのHome app。Quickstep

アプリ一覧を表示するには上にスワイプします。

BlissOSのHome app.。Quickstepのアプリ一覧

Smart Dock

Smart Dockの見た目は下図になっています。

BlissOSのHome app.。Smart Dock

上記はタブレット向けになっています。他に「phone」と「Desktop」があります。

BlissOSのHome app.。Smart Dockのモード選択

BlissOSの初期設定の流れ

BlissOSの初期設定で行うことの一覧になります。

  1. ログイン
  2. Home appの設定
  3. システムの日本語設定(BlissOS15)
  4. Googleの同期をOFFにする
  5. デバイスの初期設定(Androidの設定)
  6. Google Play 開発者サービスの更新
  7. Google Playの初期設定
  8. Googleアプリ、Taskbarアプリの更新
  9. 日本語入力アプリのインストール
  10. キーボードの設定
  11. 物理キーボードの設定
  12. 不必要な設定をOFFにする

この記事では①ログイン、②Home appの設定、③システムの日本語設定(BlissOS15)、④Googleの同期をOFFにする説明をします。BlissOS16はデバイスの初期設定でシステムの日本語設定が含まれています。これについては次の記事で説明します。

ここではBlissOS15の画面で説明します。

①BlissOSのログイン

ログイン画面で上にスワイプします。ダブルクリックするとスリープします。不具合だと思いますが、何もしてなくてもスリープする場合もあります。この画面で数秒で電源が落ちるのはクラッシュではなくスリープです。その場合は電源ボタンを押して起動してください。

BlissOS15のログイン画面

②Home appの設定(Taskbar)

ここではTaskbar for Bliss OS(Desktop Mode)について説明します。

Home appの設定(Taskbar)
  • Step1
    Home Appの選択

    ログインすると下図が表示されるので「Taskbar for Bliss OS(Desktop Mode)」を選択し「Always」をクリックします。(一度だけの場合は「Just once」)

    BlissOS15のHome app選択画面。Taskbarを選択
  • Step2
    パーミッションの設定

    Taskbarを重ねて表示するための許可を設定する必要があります。

    GRANT PERMISSION」をクリックします。

    BlissOS15のTaskbar設定。パーミッションの設定
  • Step3
    Taskbarの設定

    設定画面が開くので「Taskbar」をクリックします。

    BlissOS15のTaskbarの設定
  • Step4
    アプリの上に重ねて表示する許可をする

    Allow display over other apps」のスイッチを右側に切り替えてONにします。

    BlissOS15のTaskbar設定。Taskbarの許可

③システムの日本語設定(BlissOS15)

システムの日本語設定について説明します。この手順はBlissOS15のみになります。

システムの日本語設定(BlissOS15)
  • Step1
    システムの日本語設定

    設定の左側の項目を下の方にスワイプして「System」→「Language & input」をクリックします。

    BlissOS15のシステムの日本語設定①
  • Step2
    言語設定

    初期モードは英語になっています。「Add a language」をクリックします。

    BlissOS15のシステムの日本語設定②
  • Step3
    言語の追加

    言語の追加で画面右上の検索アイコンをクリックします。

    BlissOS15のシステムの日本語設定③
  • Step4
    日本語パックの検索

    ①入力欄に「j」と入力します。

    ②一覧に「日本語」が表示されるのでクリックします。

    BlissOS15のシステムの日本語設定④
  • Step5
    不要な言語パックの削除①

    Englishは不要なので削除します。

    画面右上の「」アイコン(More options)をクリックします。

    BlissOS15のシステムの日本語設定⑤
  • Step6
    不要な言語パックの削除②

    Remove」をクリックします。

    BlissOS15のシステムの日本語設定⑥
  • Step7
    不要な言語パックの削除③

    English」を選択し、ごみ箱アイコンをクリックします。

    BlissOS15のシステムの日本語設定⑦
  • Step8
    不要な言語パックの削除④

    Remove」をクリックします。

    BlissOS15のシステムの日本語設定⑧
  • Step9
    日本語表示

    日本語表示に切り替わりました。

    BlissOS15のシステムの日本語設定⑨

ここまでで日本語表示になりましたが、USキーボードになっているため日本語入力はまだできません。

④Googleの同期をOFFにする

Googleアカウントに保存してあるデータの同期をしたくない場合に行ってください。

デバイスの初期設定(Androidの設定)を行う前にGoogleの同期をOFFにしておきます。これをしないとアドレス帳などのデータが同期されます。後から個別に同期を行うこともできますのでここではOFFにします。

Googleの同期をOFFにする
  • Step1
    同期の設定

    ①設定の左側の項目から「パスワードとアカウント」をクリックします。

    ②「アプリのデータを自動的に同期する」のスイッチを左側にしOFFにします。

    ③確認のポップアップ画面で「OK」をクリックします。

    BlissOSのGoogle同期の設定

Comment

タイトルとURLをコピーしました