Ubuntuで日本語設定してもLibreOfficeの表示が英語のままになっている場合の日本語設定方法を説明します。主にLive起動で手動で日本語化した場合にこの状態になります。インストールした場合は日本語表示になっていると思います。当サービスで提供しているツールを使用する手順が含まれます。
LibreOfficeの日本語表示設定
Ubuntu系OSのLive起動で手動で日本語化した場合、LibreOfficeの表示が英語表示になっています。PCなどにインストールした場合はちゃんと日本語表示になっていると思います。
設定個所を見るとフォーマットなどは日本語設定になっているんですが、言語の部分が英語になっていて、リストに日本語はありません。これは個別で言語パックをインストールする必要があります。

LibreOfficeの言語パックをインストールする
以下の3つの方法を紹介します。他の言語もインストールされるので時間がかかります。
- 手動で言語パックをインストールする
- スクリプトで言語パックをインストールする
- コマンドで言語パックをインストールする
アップグレードでLibreOffceを保留にしている場合は解除してください。解除しないと言語パックがインストールできません。
アップグレード保留の解除方法については下記の記事をご覧ください。
手動で言語パックをインストールする
この言語パックなんですが、手動で行う場合は設定→地域と言語→言語サポートでインストールをすると表示されると思います。下図では「言語サポートが完全にはインストールされていません」と表示されていますが、これにLibreOfficeの言語パックが含まれています。

スクリプトで言語パックをインストールする
当サービスではスクリプトを提供していますので下記を実行してください。
- ターミナルを開きます。
- 「sudo」と入力します。
- 「18_install_libreoffice_set_local_ja.sh」をターミナルにドラッグアンドドロップします。
- ターミナルをアクティブにしてEnterを押します。

コマンドで言語パックをインストールする
手動で行ってもいいですが、コマンドで行うと下記になります。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install libreoffice-l10n-ja libreoffice-help-ja -y
LibreOffceを開いて日本語表示なっているか確認します。
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